ブロックがこけた

とある日の事。
お客様より「ブロックがこけている。」と電話があり現場へ確認に行きました。

ブロックがこけた

確かにブロックがこけている(傾いている)状態でした。
原因は経年劣化の問題もさることながら、積み上げている段数、ブロックの幅(現状の幅10cm)や両側のブロックとの連結に問題がありました。

このままだと地震などで倒れ込む可能性もあり、古いブロックを撤去する事となりました。
基礎となるコンクリートもクラック(ヒビ割れ)も見受けられましたので今回は基礎からやり直します。

ブロックがこけた1-2

ここで気をつけた所は、

  • 境界のブロックなので隣地へはみ出さない(当たり前の事ですが)
  • 基礎の厚みを10cm以上設ける
  • 鉄筋をブロック毎に配筋
  • ブロックの幅を10cm→15cmへ大きくする

と強固な基礎を作ってからブロックを積みあげます。

ブロックがこけた1-3

あまり積み上げすぎるのも問題ですし、
風通しも良い状態にしたかったので5段目以降、フェンスで仕上げる事にしました。
メンテナンスフリーの木樹脂フェンスを使用する事で、
木材のように定期的に防腐剤の散布する心配もなく長年使用いただければと思います。

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